BOURBON

2007年10月19日                  岡崎 徹

バーボンが好きだ、

と言い切れるようになるまでには、だいぶ時間がかかった。


チューハイ、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、そしてウィスキー。

アルコールが低い方から並べたけど、バーボンはウィスキーである。



ウィスキーもいろいろあるが、スコッチは辛口、バーボンはひと言で言えば、甘口である。

アメリカの主にケンタッキー州、バーボン郡が生産地だから、バーボン。

甘くねーよ。そう言われればそうかもしんない。

でも、ジョニ赤、黒などに比べ、なんてバーボンの味はマイルドだろう。そういうことです。



ぼくは、よく人や物に影響される。

高校時代にチャンドラーの「長いお別れ」を読み終え、決意した。

それ以後、Barに行くと最初のカクテルは「ギムレット」。(最近はたまに「XYZ」から飲むが)

タバコは今でも、CAMELなのである。

CAMELなんかなぜ自販機においてあるのだろう、他の人吸ってないのに、とずっと思っていたが、去年から相棒がはじめてできた。少し、驚いた。彼も「長いお別れ」を読んでいたと知り、笑った。


でも、大学時代前半は、Canadian Club(俗に言う、「CC」ってやつ)が好きで、Barに行くと生意気にもボトルキープなんかしていた。スコッチも飲んでいた。でも、心の底からおいしいとは思えなかった。

社会人になる前、Wild Turkeyを知り、はまった。そこからは一直線。

たまの休みにはいろんな酒屋をまわり、新しいバーボンを買って帰るのがささやかな趣味でもあった。

今はネットがあるから、年に何回か好きなものを頼み、自宅に届けてもらっている。

また、故郷の倉敷に帰ると、連れがバーテンダーをやっているAnniversaryという小洒落たBarに顔を出し、ギムレット、スタート、ネクスト、バーボンのロックてな具合でやっている。



でも、最初は全然強くなかった。よく吐いていたなあ。吐いても飲んでたけど。

じゃあ、吐くのになぜ飲むの、ということだよね。

そこに酒があるからだ、と答えれば少しは粋かもしれないけど、「強くなりたかったから」が本音だなあ。

だって、1970年生まれの僕は、本気で、「酒が強い男=カッコイイ男」という図式があったから。

カッコよくなりたかったから、少なくとも、酒の1点では。

それで少しは酒が強くなった僕がもてたかどうかはヒミツ。

ただ、友達は増えた気がする。ちなみに僕の友達のほとんどはバーボンが飲める。ありがたいね。

うーん、3,4年前ぐらいからかなあ、ほんとうにおいしいと思えるようになったのは。



今もバーボンをよく飲むけど、それは、健康であることの証でもあると思う。

僕は類まれな健康男で、他人にカゼをうつされた記憶がない。まわりが非常に元気で、こっそりカゼをひいている時がごくごくまれにあるくらいで。



咳、鼻水、胸やけ。ふだんと少しでも違う状態だとしんどい。

ふだんよりも他人に迷惑をかけているのも気が引ける。

仕事ならなおさら。責任感が強いとさらに、なおさら。



元気になったら、たまには、飲もう。

健康の証に乾杯しながら。



そのときには、バーボンよりもビールかな。

posted by kaitaku at 02:22 | 愛知 ?? | Comment(0) | 岡崎 徹
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